読書の意味を変えることを心がけています

  • 2015年6月2日
  • 2016年6月10日
  • 読書

自己投資としての読書

HPのプロフィールにも書いていますが趣味の一つが読書。

 

これまでは知識のインプットをするというよりも

 

歴史小説やハードボイルドなどを読んで「楽しんでそれで終わり。」というような感じでした。

 

独立してからは趣味や仕事に関係する税務・会計以外の

 

様々なジャンルの本からたくさんの人の考えに触れ、

 

「読書は自己投資の一つ」という考え方のもと

 

今までと違った視点から購入する本を選んでいます。

 

滝澤中著『「戦国大名」失敗の研究 政治力の差が明暗を分けた』を読んで

今までと違う読書の仕方をしていこうと考えながらも歴史の本を購入笑

 

 

この本はウラ表紙を見て、

 

今まで読んだ歴史小説とはテイストが違うということで購入を決めました。

 

名将と謳われた者、圧倒的な権威者、有能な二世、将来を嘱望された重臣。

戦国乱世の時代、本来「敗れるはずのなかった者」がなぜ敗れたのか?

本書は、強大な大名の”政治力”が失われていく過程を考察し、

現代にも通じるリーダーが犯しがちな失敗の教訓を学ぶ。

 

自分が思う方向に人々を動かす「政治力」の差に着目をし、

 

決して無能ではなく個人として一定以上の能力を持ちながら

 

「家」を守ることができなかった戦国大名に焦点をあてたのが本書です。

 

武田勝頼の章がおもしろい

武田勝頼は戦国大名として超有名な武田信玄の四男で、

 

長篠の戦いで織田信長・徳川家康連合軍に武田家が大敗した時の当主がこの方です。

 

今までのイメージは偉大な父親が築き上げた物を受け継ぐことができなかった

 

無能な息子(勝頼の代で武田家は滅亡)というものでしたが、

 

単純に能力がなかった人間ではないことが本書を読めばわかります。

 

「家」を守ることができなかったことから

 

政治力に優れていたわけではないようですが。

 

なぜ武田家が滅んでしまったのかと考えると

 

どうしてもリーダーにその能力がなかったからであるとリーダー原因説を唱えがちです。

 

しかし作者は組織に属する人々(父親の代からの重臣や血縁関係のある一門衆)の

 

責任についても書かれています。

 

戦に弱いわけではなく、勇敢で戦にはめっぽう強い

 

(武田家が最大の領土を獲得したのは勝頼の代になってから)大将だった当主を

 

気に入らないところがあっても盛り立てるべきだったと。

 

幕末の大名の政治力に焦点をあてた本も執筆されているので

 

今度はそちらも読んでみるつもりです。

 

最新情報をチェックしよう!
広告