【創業計画書】取扱商品・サービスでは事業の強みをアピールすること

取扱商品・サービスではどんなことを書くのか

創業計画書の3つ目の項目「取扱商品・サービス」には、あなたがどんな商品を販売するのか、どんなサービスを提供するのかを書きます。

 

他にもセールスポイント、販売戦略、市場環境と事業全体に関するかなり突っ込んだ内容も記載する必要があり、適当に書いていい項目ではありません。

 

あなたの事業の強みをアピールし、日本政策金融公庫の担当者に「この事業内容であればきっちりと利益を出し、返済もしてくれそう。」と思わせる必要があるのです。

 

 

面談でも必ず質問されますので、自分の言葉でしっかりと説明できるようになっておきましょう。

 

それでは飲食店を例として項目ごとに見ていきます。

 

 

取扱商品・サービスの内容

まずはだめなパターンから

 

取扱商品・サービス だめなパターン
  1. フード(売上シェア60%)
  2. ドリンク(売上シェア40%)

 

この書き方では担当者もこのお店に足を運びたいとは思いませんよね。

 

飲食店をすることはかろうじてわかりますが、どういったお店をしたいのかが全くわかりません。

 

あなたがやりたいお店のコンセプトや特徴などを盛り込んだ内容にすべきです。

 

次に私が添削して変更してもらったものです。

 

取扱商品・サービス 良い例
  1. 地元の農家から直接仕入れた野菜や朝、市場に足を運んで直接仕入れた魚介をメインとした料理
  2. 日本酒をメインに料理に合うよう自ら味を確かめて厳選したお酒

 

よく見かけるコンセプトかもしれませんが、なかなか世の中にないものを生み出すのは難しいので気にしなくても大丈夫です。

 

お店の内容が具体的に伝わることが重要です。

 

客単価や提供する商品・サービスの価格帯などを記載するのもOK。

 

次も大事なセールスポイントの書き方です。

セールスポイント

 

セールスポイントでは、お客様が同業他社ではなく、あなたの商品・サービスを選んでくれる理由を書きます。

 

要はあなたの事業の強み・魅力です。

 

担当者に強みと感じてもらえるようなセールスポイントをあげてみました。

 

  • 独自の商品・サービスの提供ができる
  • 競合が少ない事業である
  • 豊富な経験・知識がある
  • 自社にしかない特別な仕入れルートを持っている
  • すでに販売先が決まっている
  • 知的財産権等の登録がすんでいる

 

こちらもできるだけ抽象的な表現はさけて、具体的にどういった点が強みなのかを記載します。

 

具体性を高めるためには数字を用いるのが効果的です。

 

  • 生産者から直接食材を仕入れることで通常より〇%原価率を抑えることができる
  • 前職の顧客と取引することが決定しており、月商〇万円の受注が見込める
  • 代表だけでなく従業員も業界の経験が〇年以上ある

 

事業の強み・魅力と言われても文字にするのは難しいと思われるかもしれません。

 

独立を考えている人には必ず何か強み・魅力がありますので頑張って書いてみてください。

 

 

販売ターゲット・販売戦略

どういった方・会社があなたの事業のターゲットなのかを書きます。

 

ここがあいまいな表現になっている、対象が広すぎると事業を始めた後のイメージができていないと思われてしまいます。

 

BtoCの場合は、年齢・性別・職業などの属性を細かく書きます。

 

「個人の方」と書くのではなく、「30から40代男性、〇〇駅周辺の会社員」といった書き方がベスト。

 

BtoBの場合も、全ての会社を対象にしているといった表現よりも、業界や会社規模をしぼっていると戦略をねっていることが伝わります。

競合・市場など企業を取り巻く状況

「競合・市場など企業を取り巻く状況」と文字だけ見るとかなり難しそうに感じます。

 

あなたの事業の商圏、あなたが出店を考えている場所の周辺にどんなライバルがいるかを調べて書いてください。

 

飲食店だと

  • 周辺に飲食店は何店舗くらいあるのか
  • 同じジャンルのお店の数
  • 同じ価格帯のお店は何店舗くらいあるのか
  • そのお店はどんな商品をいくらで提供しているのか

 

ネットで調べるだけでなく、実際に周辺を歩いてみる、できればサービスを受けてみることをおススメします。

 

そうすることで自社が勝てる部分が見えてくるかもしれません。

 

時間をかけてしっかりと分析をしたことが伝わると担当者の評価も上がります。

 

 

まとめ

取扱商品・サービスの項目はあなたの事業の強み・魅力を伝えるところです。

 

簡単に書いてはいけない項目だということが分かってもらえたでしょうか。

 

しっかり書くと創業計画書のスペースでは足らなくなります。

 

むしろ足らないくらいの量でちょうどいいかと思います。

 

その場合は、別紙にまとめる形で結構です。

 

考えだすと時間がかかってしまうかもしれませんが、あきらめずにしっかりとあなたの事業の強み・魅力を伝えてください。