【創業計画書】経営者の略歴等はできるだけ詳細に書くこと

経営者の略歴等とは

経営者の略歴等とは、あなたがこれまでどんな仕事をして、どんな経験を積んできたか、どんな実績があるのかを書くところです。

 

合わせて過去の事業経験、持っている資格、特許権などの知的財産権の有無を記載します。

 

 

あなたがこれから始める事業の経験が全くないようでしたら創業はあきらめて、最低でも1~2年はその業界での経験を積んでください。

 

なぜなら基本的に日本政策金融公庫では、豊富な勤務経験があれば事業の成功率は高いと考えているからです。

 

逆に言うと、それくらいあなたの経験や実績が融資を受けられるかどうかを左右する重要な判断材料の一つだということです。

 

創業融資を希望通り受けるためにも、あなたの経験や実績をできるだけ詳細に書いていくことが大切です。

 

 

先にだめなパターンを紹介しますので、次のような書き方になっていたら訂正してください。

「経営者の略歴等」こんな書き方では相手に伝わらない

 

よく見かけるダメな書き方はこちらです。

 

  • 平成〇年〇月 〇〇調理師専門学校 卒業
  • 平成〇年〇月 イタリアンレストラン○○に4年勤務
  • 平成〇年〇月 イタリアンレストラン○○を退職
  • 平成〇年〇月 株式会社〇〇 3年勤務
  • 平成〇年〇月 株式会社〇〇を退職予定

 

どのあたりがダメなポイントかわかりますか?

 

アルバイトの応募で使う履歴書のように勤務先、勤務年数を書いているだけですよね。

 

これではどこで何年働いたかはわかってもあなたの強みは全然伝わりません。

 

どんな業種の会社で働いていたかもわかりにくいです。

 

では、ベストな書き方をご紹介します。

「経営者の略歴等」具体的な仕事の内容まで書くのがベスト!

 

働いていたときの役職、仕事の内容、実績等を具体的に記載することが必要です。

 

ポイントは、あなたの実力を客観的に判断できるような内容を書くこと。

 

管理職の経験は評価アップにつながりますが、決まった役職についていなくても日々の業務の中で学んだことを記載すればOKです。

 

  • 平成〇年〇月 〇〇調理師専門学校 卒業
  • 平成〇年〇月 イタリアンレストラン○○に4年勤務

オーナーシェフの下、イタリア料理の基礎を教わる。小規模な店舗のため、調理だけでなく接客も兼務し、お客様とのコミュニケーションの取り方を学ぶ。

  • 平成〇年〇月 イタリアンレストラン○○を退職

調理以外の部分(店舗運営、人材育成など)を学ぶ必要性を感じ退職を決意。

  • 平成〇年〇月 株式会社〇〇 3年勤務

入社1年目より、○○が経営する洋風居酒屋の調理スタッフとして勤務。2年目には○○店の店長として人材育成、店舗運営、食材の仕入れまで幅広い業務を経験。3年目には前年比売上高10%アップを達成。

  • 平成〇年〇月 株式会社〇〇を退職、独立予定

 

退職の理由はあえて記載する必要はありません。

 

しかし、短期間に何回も勤務先を変えていると質問されることも。

 

あなたの職歴を振り返ってみて質問されそうであればあらかじめ回答を用意しておきましょう。

 

たくさん書きすぎてスペースが足りなければ、別の紙に略歴をまとめて提出しても大丈夫です。

 

 

あとの3項目は特に難しく考えずにそのまま書けば大丈夫です。

過去の事業経験、取得資格、知的財産権等は素直に書くだけでOK

過去の事業経験は、個人事業主での経験も含むのでそれが何年前であっても3つ目にチェックを入れます。

 

廃業理由を聞かれることがあるためきっちりと説明できるように。

 

事業に関係した資格(飲食店を開きたい→調理師の免許など)があれば必ず記載しましょう。

 

資格は、独立のために準備・努力をしたことの証明にもなります。

 

必ず資格の証明書の提出が求められるので担当者との面談までに準備しておくこと。

 

知的財産権等は創業前から持っていることはほぼありませんので、「特になし」にチェックが入っていても融資に影響はありません。

まとめ

経営者の略歴等は絶対に軽く見てはいけない項目です。

 

経験があればあるほど事業の成功率は高いと思われるため、少しでもあなたの経験をアピールするように。

 

ただ経歴を並べただけのものになっていればすぐに書き直してください。

 

説得力のある経験・実績を書くことができれば融資に通る確率はかなり高くなっているでしょう。